古川俊治先生は、医師であり国会議員でもあり、現在の新型コロナウイルスについての対策にもかかわっている方。この方の新型コロナウイルスについて説明をされている動画を見たので内容を要約しながら、コロナのことや現在の状況、今後のことについてご紹介したいと思います。

●今回の記事の目的はこちら
・正しく新型コロナウイルスについて知ってもらう。
・正しく知ることで過剰なストレスが減る。
・ストレスが減ることで神経疲労が減る、健康維持につながる。
・正しく知って適切に対応していく。
有事の現在、様々な情報が飛び交っていますが今年2月に初めて感染者が見つかってから半年が過ぎ。当初は未知のウイルスで対処法や薬がないということでしたが、半年という時間からいろいろわかってきていることもあり。
それを科学的な視点で医師であり、新型コロナウイルスの政治的なところからもかかわっている他にない先生の意見はとても大切だと思い、今回記事にしようと思いました。なるべく、話されている言葉をそのまま書いています。
もとになっているユーチューブも最後に載せてありますのでご興味のある方はご視聴してみてください。

●新型コロナウイルスとは?
・風邪のひとつ。一般的な風邪よりも重症化する人の率、亡くなる人の率が少し高い。
・新型コロナウイルスで亡くなった人は半年で1,000人。インフルエンザで亡くなっている人は多いときで年間5,000人(主に高齢者)。
なので新型コロナウイルスが半年1,000人はとっても少ない。(インフルエンザと比べると)
・インフルエンザを1週間で定点観測でみると100万人とか感染している。新型コロナは6万人。そいういった意味で言うと目立ちすぎてる。
・ただ言えることは、治療法がまずない。重症化した場合、特にご高齢の方の場合は、80歳以上の方だと2割くらい死亡率があると言われている。インフルエンザの場合はそこまではいかない。
・ワクチンがまだない。なので対応が難しいとこはある。
・ご高齢の方にうつしていまった場合は重篤になることがわかっている。そこが懸念されている。

●現在の状況を尋ねた答え
・4月、5月とPCR検査をする体制が全然違う。圧倒的な数をやっている。
・重要なのは背景にある感染率。1番高いときで4月に東京で35%くらい。今は10%超えるくらい。そういう意味でいうと当時ほどではない。調べている数が多いので感染者が多くなる。
・10代で亡くなった人はいない。中国でさえ、子供は一人も亡くなっていない。
・20代は、お相撲さんがいる。太っていて糖尿病があった。合併症があると重くなる。
・20代までは全然問題にならない。30代で亡くなった人は4人。
・事実上、これまで健康できた人で30代までの人は影響を受けない。
・入院期間も減っている。重症化する人も減っている。
・もしかしたら、ウイルスの毒力が弱まっている可能性がある
・第2波のピークは過ぎていると思う。(古川先生の見解)

・(感染した)妊婦さんから赤ちゃんに感染することはない。出産時に感染はない
・子供は一番強い。
・母乳から感染は認められていない。

●世界と日本の違い
・日本は手洗い、清潔好きの習慣がある。
・マスクをする習慣もある。
・まじめな国民性。政府からの要請も聞いてくれる。
・風土病の風邪コロナウイルス(普通の風邪)が欧米との違い。
・風邪コロナウイルスは4種、致死率10%ほどあったSARS、2011年から続いてる致死率35%のMARS。MARSは今年も起こっていて中東で10名ほどなくなっている。

・人間には記憶免疫の前に自然免疫がある。日本はBCGの予防接種でこの自然免疫が鍛えられている。マラリアに効いているのは有名。(BCGが)
※記憶免疫とは、例えば一度インフルに罹ったらそのウイルスに対して免疫細胞が記憶する免疫の働きのこと。
・風邪コロナウイルスをT細胞が覚えている。その記憶が新型コロナウイルスが来た時に風邪コロナウイルスと間違えて反応して防御してくれる。
・BCGの効果は、まだ確証はされてはいない。可能性があるというレベルで検証している段階。(科学的に)
その2に続く。
大阪市本町 自律神経専門
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